【徳川家康 1~4 山岡荘八 (著) 】読了
先日山岡荘八先生の代表作の一つ【太平洋戦争】を読みましたが、遂に本丸 文庫本で全二十六巻、原稿用紙にして一万七千四百枚に及び、ギネスブックでも「世界最長の小説」の一つとして認定されているという【徳川家康】読み始めました。
徳川家康は今年の大河ドラマですし、今住んでいる 東京都港区芝という地域は最寄りの寺が徳川家の菩提寺 増上寺 でもあるので、徳川家康を深掘りして知りたかった。
今回ははじめの一歩1-4巻まで。
実はこの徳川家康。読む前に、山岡荘八原作の1983年の大河ドラマ徳川家康と、同じく山岡荘八原作、作画 横山光輝 の漫画版徳川家康も読んでいました。
その基礎知識があった上で思ってたのが『家康の幼少期の話がちょっとダルい、、、( ノД`)』だったんですよねぇ。
登場人物も馴染みが薄いし、、、、しかし漫画版徳川家康なんかだと、全9巻のうち最初の2巻くらい幼少期の話、、、
『横山漫画版では9分の2が幼少期、、、原作26巻で換算したら最初の5,6巻は幼少期かぁぁここが越えどころだなぁ』と漠然と思っていたんです。
で、読みだしたら、あれれ、2巻で終わり。3巻でもう桶狭間の合戦です。
なんだぁぁニワカ歴好きでもついていけるスタートでした。
おそらく、横山光輝先生の漫画版は、最初の方は忠実に原作を描いていたけどいろいろな事情で、後半はエピソードを端折ったんでしょうね。
4巻は家康前半の山場 三河一向一揆の話まで進みます。
まだ4巻までですが、読み進めていて感じるのは、主人公は当然【徳川家康】なんだけど、話の筋立ては 徳川家康を中心にした3英傑(信長、秀吉、家康)の話をとても丁寧に描いています。
今は15巻まで読み進めていますが、話の主人公は秀吉だし3巻は桶狭間の戦いがメインで主人公は信長です。
なので26巻もの大著になったんですね。26巻読み進めることができそうです。