長男が3年前5歳くらいの時に空前に【ゲゲゲの鬼太郎】ブームだったんですよね。
You Tubeで妖怪解説の動画を発信したり、深大寺の鬼太郎茶屋に通ったり、鬼太郎アニメを歴代のシーズン1-6まで観たり。
で父も付き合って、水木しげる先生の本を何冊も読んでました。
その中でも一番面白かったのがこの【コミック昭和史】
満州事変から太平洋戦争、復興から高度経済成長までの通史を軸に、水木先生の徴兵から南方戦線で片腕を失う戦争体験、雌伏の貸本漫画家から国民的人気漫画家までの自伝をミックスさせた内容になっています。
随所に狂言回し的にねずみ小僧、目玉おやじなどの鬼太郎ファミリーも登場してそこも楽しめます。
7,8巻が戦後の話になるのですが、内容的にはNHK朝ドラの【ゲゲゲの女房】の内容のダイジェスト版みたいないな感じなので、朝ドラが面白かった人はその前日譚な感じで楽しめると思います。
また、太平洋戦争の水木先生自身の体験談も漫画であれだけ臨場感があるものを自分は他に知らないので戦争のリアルを少しばかり感じる事ができました。
